芝浦工業大学でやっていた「伊藤豊雄の挑戦」に行ってきた(会期は終了している)。今後は、カナダのCCA(Canadian Centre for Architecture)にまとめて収蔵されるため、伊藤豊雄関連作品が日本で一同で観れる最後の機会となった。
会期最終日ということもあってか、まさかの入館まで1時間待ち。会場には、図面や模型、写真展示に加え、関連書籍やノートが展示されていた。ちなみに以下の記事では、当日の展示物が網羅されている。
今回、本人が一括の収蔵を望んだということで、CCAの寄贈が決まったとのことだ。特殊例なのか、建築の話だけなのかなど判断することができないが、もし日本の美術館や博物館では収蔵する余力がないとなってくると(悲しいことにお金がないのは事実だろう)、今後、国際的に有名な国内作家の作品が、海外に流出し続けることになるかもしれない。