美術

「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」

森美で開催されている「私たちのエコロジー:地球という惑星を生きるために」を観てきた。 www.mori.art.museum エルメスで行われた関連企画のときも思ったが、環境なんてガン無視している感じがする森ビル内での展示である。ちなみに、エルメスギャラリーで…

「アニッシュ・カプーア_奪われた自由への眼差し_監視社会の未来」

GYREで開催されているアニシュ・カプーアの個展に行ってきた。 gyre-omotesando.com 展示は絵画とともに立体作品があるのだが、マグマにも臓器にも見えるなかなか迫力のある展示となっている。一方で、会場の文章は「制御されない何か」がいかにもな言葉で説…

「ダイアローグ1 「新たな生」崔在銀展」

銀座メゾンエルメスのフォーラムで開催されている「ダイアローグ1 「新たな生」崔在銀展」に行ってきた。 https://www.hermes.com/jp/ja/content/maison-ginza/forum/231014/ 会場内は鳥のさえずりなどの環境音が流れており、DMZでの森林復元のプロジェクト…

さいたま国際芸術祭2023

さいたま国際芸術祭に行ってきた。 artsaitama.jp 今回は、メイン会場の旧市民会館おおみやと、別日に会期がより短かったノースギャラリーで実施された「Women’s Lives 女たちは生きている―病い、老い、死、そして再生」に行った。 artsaitama.jp 芸術祭全体…

「伊東豊雄の挑戦 1971-1986」

芝浦工業大学でやっていた「伊藤豊雄の挑戦」に行ってきた(会期は終了している)。今後は、カナダのCCA(Canadian Centre for Architecture)にまとめて収蔵されるため、伊藤豊雄関連作品が日本で一同で観れる最後の機会となった。 www.shibaura-it.ac.jp …

映画監督 山崎貴の世界

松本市美術館で開催されている映画監督山崎貴の世界に行ってきた。 www.yamazakitakashi-exhibition.com 新宿の立体広告を模した展示からスタート。山崎監督が監督した作品のほぼすべての作品について、絵コンテから立体模型資料などの資料が展示されていた…

ガウディとサグラダ・ファミリア展

ガウディとサグラダ・ファミリア展に行ってきた。 gaudi2023-24.jp やはり建築系の展示は、どうしても写真と模型だけになるので難しさを感じた。あるいは、ガウディの描いた断面図や詳細図、設計方法の紹介など、もっと建築に知識があれば楽しめるのかもしれ…

ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会

森美術館で行われている「ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会」に行ってきた。 www.mori.art.museum 「国語」、「社会」、「哲学」、「算数」、「理科」、「音楽」、「体育」、「総合」のセクションにわかれて、そのセクションに関…

ソール・ライターの原点 ニューヨークの色

コロナにかかって数日苦しむ&自宅待機でどこにも出かけられていなかった。久しぶりの外出は、Bunkamura ザ・ミュージアムがヒカリエで開催しているソール・ライター展である。見どころは初期のストリートスナップに加え、写真だけではなく絵画も公開してい…

テート美術館展 光 — ターナー、印象派から現代へ

国立新美術館では、蔡國強の個展に加え、テート美術館展も開催されている。光をテーマにしており、ターナーといった古典絵画から、ゲルハルト・リヒターやバーネット・ニューマンといった現代美術までそろっている。 絵画にいかに光を表現するか、という展示…

蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる

国立新美術館で開催中の「蔡國強 宇宙遊 ―〈原初火球〉から始まる」に行ってきた。蔡國強といえば、2008年の北京五輪開会式でその名前が広く人口に膾炙した印象があるが、本展では五輪を含む初期から直近の作品まで、時系列で追うことができる。 個人的には…